Tale of Tales "Bientôt l'été" 補足




昨日の記事の補足です。昨日メールボックスを開けたら、Tale of Talesからリリース・メールが来てました。
そこにものすごーくわかりやすい「Bientôt l'été」の解説が載ってたので、抜粋ですが意訳をここに載せておきます。

(前略)
「Bientôt l'été」は、エンドレスフォレスト以来初のマルチ・プレイヤーゲームです。他のプレイヤーの正体はわかりません。ゲームのあるパートでは、一度にひとりのプレイヤーとしか遊べません。他パートでは、画面にロマンティックな思いが浮かぶなか、風の吹きすさぶ浜辺を歩きます。


詳しくはこちらをご覧ください。
http://conte-des-contes.com/bientotlete


もしお気に召しましたら、ぜひ「Bientôt l'été」の購入をご検討ください。
私たちのアートを援助し、エンドレスフォレスト運営の補助ともなります。
「Bientôt l'été」はMAC用、PC用がございます。レギュラーVer.は$10ですが、$40のエクストラヴァージョンをご購入いただけますととてもありがたいです。
(中略)
「Bientôt l'été」はフランスの作家であり映画監督であるマルグリット・デュラスにインスパイアされています。愛と喪失について、欺瞞と欲望について、頑なな拒否と残酷さについての物語です。あなたは男性または女性を演じ、浜辺を鎮痛な思いでずっと歩きます。そして中に入り、そこで奇妙なチェスをする別のプレイヤーに出会うのです。


音楽はウォルター・ハス(Walter Hus)、アニメーションは「エンドレスフォレスト」の鹿の動きなども含めたアニメーションも担当してくれたローラ・レインズ・スミス(Laura Raines Smith)です。
テキストはフランス語での会話となりますが、字幕は多数の言語(中略)からお選びいただけます。
(以下略)



ちなみに、このメールはやはりTale of Talesが製作した鹿MMORPG「The Endless Forest」のアカウント所持者に送られているらしく、「The Endless Forestの運営維持費のためにもぜひ購入のご検討を」とのこと。
「The Endless Forest」については下記の記事に詳しいです。
「たださまようだけでいい、自由で優しい空間―「THE ENDLESS FOREST」でのんびり癒されよう」



メールは「Deer friends」で始まっており、「あー、もう、こんな所まで凝りやがって!かわいいなあ!」と思わずにはいられませんでした。
手紙の調子もとても親密で、丁寧で、本当にアートやらずにはいられないんだなぁ、好きなんだなという思いがひしひしと伝わってきます。
Tale of Talesの活動自体をながーーーく続けていってもらうためにも、「Bientôt l'été」の購入を検討中です。
私のぼろPCで動くかな。


■Tale of Tales■

[作品リスト]

  • The Endless Forest:鹿になって森を歩きまわる言葉の要らないMMORPG 【公式
  • The Graveyard:老婆になって墓地を歩く作品。 【公式
  • The Path:赤頭巾モチーフのホラーお散歩ADV。おそらく日本国内ではこの作品が一番有名。(→本Blogの記事でも少し紹介) 【公式
  • FATALE:サロメモチーフの映像作品。佐藤隆善氏がアートワーク担当(→本Blogの記事でも少し紹介) 【公式
  • Vanitas:iPhoneアプリ 【公式
  • Bientôt l'été:最新作 【公式
  • 8:「眠り姫」をモチーフにした未完プロジェクト?



「Vanitas」をのぞくすべてが公式サイトまたはSteamで購入可能です。
どれも安価で、$5〜10、鹿は無料。
いわゆる「ゲーム」とはちょっと違った、PCに広がる異空間を楽しんでみませんか?



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