2013年8月に観た映画



<映画館>
復讐(再) / 蛇の道(再) / アカルイミライ(再) / LOFT(再)
高速ばぁば / パシフィック・リム /


<映画館以外>
ウーマン・イン・ブラック / ドリームハウス / トータル・リコール(リメイク) / 桐島、部活やめるってよ /
ノロイ(再) / シロメ /


★印象に残ったもの
<映画館>



<映画館以外>



<映画館>
黒沢清ナイト】[新文芸坐(池袋)]
・もう二度と観ない(怖いから)とかたく誓った『LOFT』をうっかり観てしまってかなり辛い。やはり恐ろしかった。もう観ない。絶対観ない。記憶消したい…いや記憶消さなくていいから潜在意識から消去しておきたい。しかもトヨエツが全シーン面白いから始末におえない。ぐああ
・『アカルイミライ』は感情移入する対象が間違いなく取り残されてクラゲに刺される側に周ってるのと同時に、はなわへのムカつき度が上がったというかリアリティに裏打ちされた憎しみにパワーアップしていたよ。大学生のとき毎日のようにみていた時期があってさすがに飽きたんだけど、久々に観たらぜんぜん飽きてなかった。そして同じとこで号泣。黒沢清のように自分より若い世代を(ある意味突き放した上での肯定感をもって)見ることができる中年になれるだろうか。「俺は、君達を、許す。」こんな言葉は、まだまだとてもじゃないが言えない。恐ろしすぎる。許した、と言われたら、許されてしまう。圧倒的すぎる言葉だ。
・『復讐』『蛇の道』スクリーンで観られてよかったよ…『蛇の道』は画面がでかいだけで非道さも6割増くらいになった(笑)『蛇の道』の香川照之は、はじめて観たとき黒沢清作品にしてはあざとい演技する役者だなーとけっこう冷めた目で見てたんだけど、スクリーンで観たらすげえ怖くてチビッた。数学少女を暗がりで見つめるシーンの忌まわしさは、みててプツッてなる。「あ、いま厭感の閾値超えた」と思いました。


【高速ばぁば】[ユーロ(渋谷)]
面白かったよーう!予告編みたときはもっと笑いに振れるかと思ったんだけど、意外と「アレ」こええでやんの。しかも最終的にはカッコよく見えてくるし…
内藤監督はかっこいいのう。ヨシキ兄さんの『悪魔が憐れむ歌』読んでるせいかもしれないけど、「ヤコペッティ」の精神を正しく受け継いどる。しかし心霊とは少し違っていて、その辺近頃の怪談実話の傾向とも絶妙にシンクロしてる。我妻俊樹×黒木あるじ『ふたり怪談 弐』の味わいとも良く似ている。
Jホラーと呼ばれて1大ブームみたいになったあとも、粛々とホラーは進化し続けるのです。あああ、『高速ばぁば』、かっこよすぎる恐怖映像でなんども見返したい。明日まで。ぜひに。


パシフィック・リム[109シネマズ(川崎)]
ふおおお(泣いています)これに泣くような大人でごめんなさいごめんなさい。でもクリムゾンたんーチェルノたんーオオタチちゃんーニュートニュートニュートチャウニュートーーーー




<映画館以外>
【ウーマン・イン・ブラック】[DVD]
正統派ですごく良かった。こういうのありがたい。心静かに恐怖に親しむ。


ドリームハウス[DVD]
幽霊に対してああいう反応というのが面白く、家族を失う悲しみもとてもよく伝わる。現実は殺伐としていながらも人を想う気持ちが現実を温かく塗り替えてくれる、なんとか耐えられるようにしてくれるゴーストーストーリーという点においては『永遠のこどもたち』と同じ系譜かな、静かな悲しみが味わい深い良いホラーでした。


トータル・リコール(リメイク)】[WOWOW]
カートウィマー


桐島、部活やめるってよ[WOWOW]
面白かった。これ以上何か言うと恥ずかしいのでおくちにちゃっく。